高校受験!今できる学習の戦略は?!

こんにちは。コクブです。
今まで、学習にさまざまな苦手がある子の受験指導をしてきました。
その経験から、この時期ならではの受験勉強の方法をお伝えします。

高校の受験が近づいてきたこの時期、どのように学習していますか。
受験の学習をする際、とにかくがむしゃらに何でも問題を解いているだけでは、なかなか点数に結び付いていきません。問題数を解いているのに、点数に結び付かないのは、時間ももったいないし、残念ですね。

戦略1 過去問研究をしよう

まず、自分が受験する学校で出やすい問題を知るため、過去問研究をしていく必要があります。また、合格ラインも知っておくとよいでしょう。
そうすれば、おのずとどの問題がどのくらいできればよいかがわかり、ポイントをしぼった効率的な学習につながります。

戦略2 基礎の問題、自信のあるところをより確実に仕上げる

そして、苦手単元の復習も必要な場合もありますが、基礎のところ、自信があり点数が取れるところを、しっかり固め、「そこでは点数を絶対に落とさない!」という学習を優先させましょう。
この時期、無理をして難しい問題の学習をしても、覚えきれずに点数につながらないばかりか、覚えかけの知識が入り交ざり、混乱を招くこともあります。
つまり、全員が正解するような問題を確実に点数が取れるようにし、そして、全員が間違えるような難問はあきらめるというような戦略になります。
簡単な問題をすべて正解できるようになったら、ひとつずつ苦手をつぶしていきましょう。

戦略3 理科・社会の暗記部分を固める

そして、都立高校の受験の場合、社会や理科の暗記部分に関しては、他科目と並行して率先して進めていきましょう。
漢字や英単語は、覚えなければいけないものが膨大です。覚えきれず、どれもうろ覚え・・・になりかねませんので、そこにこだわりすぎず、余裕があったら取り組みましょう。

戦略4 国語は、古文、漢文の文法を固める

国語の場合、古文、漢文、など文法を抑えましょう。読解問題と違い、文法は知っていれば、点数に結び付くところです。そこから進めたいところです
また、再来年受験の方も、一年というのはあっという間です。今から学習計画を考えていく必要があります。

のびーくでは、中学生になると、生徒さん本人と話し合いながら、学習計画を立てていきます。苦手なところの攻略ばかりでは、やる気がでないし、できる問題ばかり解いていても、力がつきませんね。苦手や得意を踏まえて、「よし!やるぞ!」と意欲がでるような計画を
立てることが、受験だけでなく、試験対策にも有効です。