あいさつは”気持ち”から

こんにちは!のびーくのニハシです。

「こんにちは。」
「さようなら。」
「どうぞ。」
「ありがとう。」

元気のよいあいさつや返事を聞くと「気持ちが良いな!」と感じますね。
みなさんも「元気よく、大きな声でしましょう」と言われてきたのではないでしょうか。

あいさつや返事は、コミュニケーションの基本と言われます。
教室でも、大切にしていることの一つです。

ただ、上手に気持ちを伝えられない子にとっては、「あいさつ」や「返事」は”苦手”と感じてしまうことがあります。
みんながいる前ではなおさら。。。

表情がこわばったまま、黙ってしまったり。
どうしていいかわからずに、そのままくるりと後ろを向いてしまったり。

「あいさつしなくちゃダメでしょ。」と言ってしまいそうですが、
のびーくではそこを温かく見守ります。
あいさつを返してもらうことを求めず、
黙ったままの子にも、くるりと後ろを向いてしまった子にも、
同じように笑顔で「こんにちは。」「さようなら。」を心を込めて伝えます。

なぜかと言えば、本当は子どもたちもわかっているからです。
分かっているけど、うまくできないからです。

温かく見守っていると緊張が解けて、
言葉にはできないけど目だけ見てくれたり、
下を向きながらもにっこり笑っていたり、
恥ずかしそうに小さく手をふったり、
くるりと後ろを向いた後、そっと振り返ったり・・・
自分なりの方法で伝えてくれるようになります。

言葉にはならないけどそれがその子のあいさつです。
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「どうぞ」の気持ちがそこに感じられます。
十分、心が伝わります。
コミュニケーションは心を開いて、気持ちを通わせ合うこと!

のびーくに来たら、「あいさつが元気にできない。」と気にしなくても大丈夫。
ゆっくり、ゆっくり自分の気持ちを伝えてもらいます。
まずは、ホッと安心して過ごしてね。