LD学会2019に行ってきました
アズマです。
11月9、10日の2日間、パシフィコ横浜で開催された、LD学会2019に行ってきました。
年々参加者が増えつつあるこの学会。今回も全国から4000人の参加があり、盛況でした。
数ある分科会の中で今回気になったのは、「読み書き」に関するもの。
「ビジョントレーニング」や「読み書きの支援」、「ICTが支えた受験」「読み書きの合理的配慮」「ディスレクシアの支援」などをテーマとした分科会に参加してきました。
実践報告から伝わってきたのは、「学ぶことをあきらめないで」という強い思いです。
全国各地の先生が、それぞれ、「どうしたらよりよい学びにつなげられるか」ということに一生懸命取り組み、その工夫や実績を共有してくれました。
こうした生の最新事例に触れながら、私たちも、常によりよい学びを追求していきたいと思っています。また、こうして得た知識を、保護者の方にわかりやすく伝えていくことも、私たちの役割だと考えています。今回の学びも、のびーくでの実践にいかしていきたいと思います。
さて、最後は、気分をかえて、体験劇「はるながまちにやってきた」を鑑賞しました。
主人公のはるなさんは、「できるわけない」と言われていた「自立」を、仲間に囲まれながら実現していきます。その体験を、ご本人が歌って踊って明るく演じてくれる劇です。
劇中の「診断をつけて『分けて』いるのでは?」との痛烈な批判が、胸に刺さりました。
多くの知識を得るとともに、何より「子どもたちが豊かな人生を送るために」を改めて胸に刻んだ2日間となりました。