「まなび」の本質は「面白い!」と思う気持ち

先日、のびーくでは、「しろう博士のおもしろ実験教室~光の実験教室~」を開催しました。

その時の様子はこちらをご覧ください。

 

プログラムの間、子どもたちは先生の手から放たれる光の不思議を見逃すまいと、

身を乗りだして、見ていました。

「どうしてこうなると思う?」

先生の質問に、「はい!」「はい!」とあちこちで手があがり、まるでクイズにこたえるような楽しげな様子で

思い思いに、答えていました。

「そうか、いいね、いい考えだね」

しろう先生は、その答え一つ一つに対し、

正解・不正解を言葉で言わずに、道具を操作して結果を示してくれます。

 

しろう先生が見せてくれたものは、手品でもなんでもありません。

ちゃんと「しくみ」「原理」があります。

でも、今は、そんなことはどうでもいいのです。

次々と色が変わったり、

光で絵が描けたり、

特殊な光の中で踊ると変な動作に見えたり、、、

そういうことを

「わー、面白い!すごい!」

そう思うことが大事。

そこから、「どうしてかな?」「こうしたらどうなるかな?」につながり、

後々、「あ、もしかして、あの時のことは、このことかな?」

と、繋がっていけば、それが「まなび」となっていきます。

 

今年、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋叔郎さんは、

自分が研究を続けられたのは、何より好奇心 (curiosity)があったから、と何度も語られています。

知りたいことを調べていくことは、本当に楽しくて魅力的(facinating)だと。

 

まなび舎のびーくの学習は、いわゆる「勉強」だけではありません。

子どもの「知りたい」「なんで?」にとことん寄り添う時間を大切にします。

そこには、もありません。間違えるのが怖くて問題を解くのをためらう子も

「知りたいこと」を前に体が前のめりになります。

 

「知るって面白い!」と思ってもらうこと。

私たちまなび舎のびーくが大切にしていることの一つです。