~自学に向けた基礎学力の習得、等身大の自分を表出し、受け入れるための自己理解を進めるコース~
土台コース
学ぶことを好きになるための土台づくりをします。
小1程度の文字・計算・数の知識の習得を目指します。
内容
- 言葉とコミュニケーション
- 聞き方・伝え方、読み書きの基本、基本語彙 など
- 数的知識
- 小1程度の算数
- 生活知識
- 季節、カレンダーの見方、時刻と時間 など
ポイント
- 初めての「学び」が楽しく感じられるよう、苦手に配慮し、「見る」「触れる」「書く」などさまざまなタイプの教材・教具を使って進めます。
- 一対一での学習に慣れてきたら、プリント教材を一人で仕上げる、わからないことを質問する、考えを発表するなど、集団での学習を想定した課題にも取り組みます。
基礎コース
小3程度の文字・言葉・計算・数の知識の習得を目指します。
今後それを応用し、発展的な学びや概念理解に繋げるための基礎力をつけます。
内容
- 言葉とコミュニケーション
- インプット(聞く・読む)、アウトプット(書く・話す)、相互コミュニケーション
- 数的知識
- 小3程度の算数
- 生活知識
- 一般知識、社会のルール、生活漢字の習得
ポイント
- “社会生活を送るために必要な基礎学力とは何か”を念頭に、問題が解けることだけを目指すのではなく、教科学習と生活との結びつきを示して、興味と意欲を持って取り組めるよう進めていきます。
- コミュニケーションにおいては、「伝える」「書く」「聞く」「読む」の力をバランスよくつけ、意見交換を楽しめることを目指します。一対一の学習なので話すこと、聞くことが苦手でもじっくりと取り組むことができます。自分の方法でコミュニケーションをとる楽しさを感じてもらいます。
- 集団学習では苦手な学習も次々進んでいきますが、周りのペースを気にすることなく、自信がつくまでじっくりと取り組めます。
発展コース
小4・小5の発展的な学習に取り組みます。
小3までの文字・言葉・数的知識を使い、既知の知識を応用する力をつけます。
内容
- 言葉とコミュニケーション
- インプット(聞く・読む)、アウトプット(書く・話す)、相互コミュニケーション
- 数的知識
- 小4・小5程度の算数
- 生活知識
- 一般知識、社会のルール、見通しの立て方
ポイント
- 「覚える」だけでなく「考える」に重点を置き、既知の知識を使ってさまざまな課題に取り組み、手順を踏みながら解き進めていくことの面白さを感じられるように進めていきます。
- 言葉とコミュニケーションにおいては、客観的な視点が育ってくるこの時期、「他者はどう感じるか」を意識した対話を通し、自己理解を深めていくことを目指します。
~教科学習・課題学習・自己理解の観点から自ら学ぶ力をつけるためのコース~
自学コースⅠ・Ⅱ
自学コースⅠ(対象:小6~中2)
本人の「なりたい」「やりたい」をかなえるため、教科学習・課題学習・自己理解の観点から、対話を通じて自ら学ぶ力をつけていきます。
内容(例)
- 小6~中2程度の教科学習
- 定着していないところの復習
- 読解文や小論文など、文章の理解、語彙、伝え方
- 学校の提出課題のサポート
- テスト・提出課題のスケジュール管理と実行
- 特性へのアプローチ
自学コースⅡ(対象:中3)
中学卒業後も社会の中で自分らしく生きていくために必要な知識・能力の習得を目指します。
内容
お子様ご本人と保護者のご希望、講師の見立てを踏まえてカスタマイズ
例)
・目標設定と自己評価(年間・月間・1コマの授業)
・進路選択サポート (志望校選択サポート /面接練習・志望理由書を通した自己理解)
・特性を踏まえた自分の取り扱い説明書の作成 など
ポイント
- 何に困っているかを本人と一緒に確認し、優先順位を考え整理して、対応の工夫を考えます。
- 苦手意識が強く、自分では取り組みにくいところを、励ましながら一緒に進めます。
- 進学に向けての歩みを、ご家庭と情報交換しながらサポートします。
自己理解プログラム
社会の中で他者と関わりながら、自分らしく生きていく力をつけるため、自己の特性を知り、自分に合った学び方を伝えられたり、サポートを求めたりできるよう、発達段階に合わせた3つのステップで進めていきます。
ステップ1
一対一で信頼関係を築き、ありのままの自分を表出できる場にする
目標
- 教室で過ごすことに安心感を持てる。
- 教室で「やりたい」ことを見つけられる。
- 自分の「すき」「きらい」を伝えられる。
- 担当講師と気持ちよく過ごすためのルールを設定する。教室内のルールを理解する。
ステップ2
他者理解や交流の実践のための下地作り
目標
- 自分の得意・不得意をとらえることができる。
- 他者から見た自分を意識できる。
- 環境の調整(どうすれば安心できるか、意欲をもてるか、行動につなげられるかなど、実際の困りごとから具体的に考える。その中で、なにがそのような状況を生み出しているかの視点をおりまぜ、調整していくことを学ぶ。)
- 講師と一緒に目標設定ができる
ステップ3
のびーく以外の場でも自分らしく生きていくための、より深い自己理解と、社会へ出るための準備。
目標
- 目標設定と自己評価
- 見通しを立て、スケジュールを組む(テスト、提出物、1コマの授業)
- アセスメントの共有を通し、自分の困り感を整理する
- 自分の取り扱い説明書の作成