コミュニケーションの時間② ~みんなはどう思う?~

こんにちは。まなび舎 のびーくの二橋です。

前回(前回の記事はこちら)に続き、教室での子ども達同士のコミュニケーション学習の例をお伝えしたいと思います。

今回は「エコシンボルマーク コンクール」

 

 

 

 

 

海の”マイクロプラスチック”の問題を知った生徒のSさんが、環境問題について考え始め、
「このままだと、地球は人や動物が住めなくなってしまう?」と不安に思い、
「そうならないように、みんなにも考えてほしい」と、みんなが興味を持ってくれそうな方法を考えました。

 

国語や算数といった教科の学習だけでなく、「知りたいこと」「好きなこと」を調べる「調べもの学習」も、まなび舎 のびーくの学習の特長です。
与えられる”勉強”だけでは、学びへの興味が育ちません。
自分の「知りたい!」「好き!」を、その子の関心にそって考察を深めていけるよう問いかけ提案をし
自分に合った方法で、表現していきます。
集団学習では、口頭で発表したり、紙にまとめたり、作文にして伝えたりと、やり方が指定されることが多いですが、
ここでは、自分が得意な方法で調べ、得意な方法で表現することができるので、子どもの意欲や集中度が上がります。

生き生きとした表情と声。。。
「知りたい・好き」「学び」繋がる時です!

 

さて、”マイクロプラスチック”の問題”に興味をもったSさん。
自分が問題を伝えるだけではなく、みんなにも考えてほしい。そして、みんなの考えを知りたい。
そのために、どんな方法にしようか一緒に話し合いました。

「シンボルマークを作ったら、みんなの目にとまる?」
「じゃ、シンボルマークのアイディアをたくさん集めたい!」
「コンクールをしよう!」

と決まりました!

今までは「話し合う」ことに消極的だったSさん。
「みんなはどう思う?」の気持ちから、マイクロプラスチックについてまとめるところから、コンクールの内容を決めるところまで、あきらめずに仕上げました。拍手!

 

 

 

 

 

 

 

そして、結果は、、、、

 

 

 

 

 

 

何人かの人が応募してくれました。
一人はマイクロプラスチックについて、Sさんの説明を読んで感想もつけてくれました。
それを見たSさん、
「応募してくれた時の様子は?」「どんな風に書いていたの?」「なんて言っていた?」と、とても嬉しそう!

 

「思っていることを伝える」のはとても大事。
コミュニケーションはそこから始まります。
でも、伝えるだけでは、一方通行の発信。言いっぱなしになってしまう・・・。
「みんなはどう思うの?」相手や周囲にも関心を寄せることが、次のステップです。
そこから双方向のコミュニケーションに繋がります。

教室では、双方向のコミュニケーションの楽しさを伝えていきたいと思っています!

 

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