コミュニケーションの時間① ~自分も相手も尊重しよう~

こんにちは。まなび舎 のびーくのニハシです。

今日は、教室での子ども達同士のコミュニケーション学習の例をご紹介したいと思います。

まなび舎 のびーくは、国語・算数に関わらずコミュニケーションを取ることを大切に、個別指導を行っています。
通常は完全マンツーマンなので、担当の先生とじっくり、やりとりして過ごすことが多いです。

色々な人と良いコミュニケーションをとるためには、まずは一対一の関係で相手を尊重しながら、自分のことを伝えていく経験が必要です。教室では、その経験を生徒と先生が一緒になり積んでいるのです。

担当の先生と安心してやりとりができるようになると、子ども達の関心は少しずつ他の子どもや担当以外の先生に向いてきます。
そこで、色々な特性があり、コミュニケーションにおいても様々な点で不安を持つ子ども達が、安心して関わり合えるような工夫をしています。

例えば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、教室で卵から飼っているカブトムシの名前の募集です♪
子ども達それぞれに名前を考えて書いてもらっていますが、他の子が考えた名前で「いいな」と思ったものには○をつけてもらうようにしました。

  • ”自分”はどんな名前がいいのが考える。
  • ”ほかの人”はどんな名前がいいのか知る。
  • ”みんなのアイディア”について自分が思うことを意思表示する。

というコミュニケーションの基本をこの紙を通して行うので、対面でやりとりするよりも不安や負担が少なくなります。

自分が考えた名前に〇がついているか気にする子。
○がついているのを見てにっこりする子。
他の子が考えた名前を興味深く読み上げている子。
気に入らない名前に×をつけてもいいのか、先生と話し合っている子。

”はずかしがり”、”人見知り”な子は自分のペースで・・・。
”自分以外”に興味が持ちにくい子は興味をもつきっかけに・・・。

このようにして「自分」だけでなく、「相手」の存在を気にかけ、お互いが気持ちよくいられる関係を考えることにつなげていきます。

”皆の前で自分の意見が言えません”というお話をよく聞きます。
その子のペースに合わせて、少しずつ、こんなところからコミュニケーションの経験を積んでいけるとよいと思います。

 

 

 

 

 

 

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